米山流殺陣術は合気道をベースにした殺陣であり、無駄な力をなくし最小限の動きで、自分の力を最大限に発揮できるように構成されています。子供から大人まで誰でも学べるように、無数にある形や技を分かりやすいように整理し、その一つ一つをしっかりと身につけていく事で、美しくかつ流れのある立ち回りをみせれるようになります。また元来の主役メインの立ち回りではなく、一人一人がしっかりと相手と対峙できるように、芯となる人物が足を動かし、相手の中にしっかり入ってから攻守する立ち回りを主としています。

現在、日本の伝統文化である殺陣の普及に努め、殺陣を学べる環境を作り、それに伴い殺陣のパフォーマンスを各地で行なっています。米山が自ら場所を提供している各支部が東京、神奈川にあり、また町田のKTC中央高等学院で『未来の架け橋レッスン」の中で殺陣を取り入れ、(日本でも唯一の試み)米山が指導。米山も参加している小田原北条手作り甲冑隊にも殺陣指導を行いパフォーマンスを行なっています。

米山勇樹
1977年神奈川県生まれ
合気道空手道共に黒帯。ブラジリアン柔術紫帯
NHK大河ドラマ専属殺陣師の林邦史郎に師事。
『北条時宗』『利家とまつ』『武蔵』『新選組』のなどの現場を経験し、自身の所属していた劇団で殺陣師として振付けを担当。
その後、『あずみ』の監督である北村龍平の出世作であるアクション映画『VERSUS』主演の坂口拓のもとで、現代アクションを学び、TBSドラマ『ビーバップハイスクール』『南総里見八犬伝』や映画『忍SHIOBI』などの現場を経験し、その後独立し、殺陣師、アクション監督として活動する。
現在、殺陣パフォーマンスを国内で披露。フランス、チリ、ルーマニア、ドイツでの演舞で高い評価を受けている。